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レーシックの基礎知識

レーシックの合併症


ドライアイになる

消毒液や保存液などのケア用品には防腐剤などの化学物質が含まれており、目の細胞を殺してしまいます。
このためコンタクトレンズを長期使用しているとドライアイやその他の眼病を併発することがあります
なんとコンタクトレンズ使用者の40.7%がドライアイだそうです。

                    ドライアイネットワーク日本予防医学協会調べ

コンタクトレンズはドライアイの原因になります。コンタクトレンズは角膜の上にのせて使うことになりますが、実際は角膜の表面をおおって潤している涙の上 に浮いています。コンタクトレンズを長期にわたって使っていると角膜の知覚がにぶります。レンズの異物感に慣れてしまうからです。角膜の知覚が鈍感になる と涙の量が減ったり、質が変化します。それにまばたきの回数も減ってしまいます。まばたきが減ると涙が目の表面に十分にいきわたらなくなりドライアイになります。
そのままコンタクトの使用を続けると、症状は悪化し裸眼の状態でもドライアイになってしまいます。


コンタクト装着時に強いドライアイを感じるが裸眼のときはあまり症状がでない人は
レーシックは裸眼で生活できるようになるためドライアイが解消される可能性があります。
レーシックでも手術後ドライアイの症状が発症*することがありますが時間の経過とともに症状は改善されます。

                      *イントラレーシックでは約4パーセントの確率  
                              品川近視クリニック調べ




角膜内皮細胞が減少する


酸素透過率の低いコンタクトレンズを長期使用していると角膜内皮細胞が減少します。この角膜内皮細胞とは角膜組織に酸素や栄養、水分を供給する大切な細胞 です。角膜内皮細胞は再生されない細胞なので減るともう増えることはありません。角膜内皮細胞が少なくなると目に酸素や栄養が欠乏します。



角膜内皮細胞の細胞密度(1平方ミリメートル当たりの細胞数)は平均
20代で2900~3200個、
30代で2500~3000個
40代で2200~2800個といわれていますが
コンタクトレンズを長期使用していると角膜内皮細胞が減少が加速します。コンタクトレンズを付けられるのは20年から25年が限界だそうです。

内皮細胞数が2000を切ると注意信号で、1500を切ればコンタクトの使用を止めなければなりません。

角膜内皮細胞の数はレーシックの適応検査で調べられます。
                                                                                  →適応検査を受ける



血管が角膜に侵入する


本来なら透明でなければならない角膜には血管はありませんが、酸素の欠乏が続くと血液から酸素を供給するため角膜に血管が進入してきます。また白目にも血 管が増え、常に充血した状態になります。これに対して、レーシックを受けた方は裸眼で過ごすことができますから、角膜が酸素不足になることはありません。 したがって、レーシックを受けた後に内皮細胞が通常より早く減ることはありません。





コンタクトで目が小さくなる!?眼瞼下垂になる

最近、鏡を見て目が小さくなったと感じることはありませんか?特に瞼(まぶた)が下がってきたような・・・
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは瞼が垂れ下がってくる症状で、先天性(生まれつき)のものと後天的のものがあり、目が細く小さく見えます。瞼が垂れた状態が続くので視界も悪くなります。

眼瞼下垂の原因はいくつかありますが、ハード・ソフト問わずコンタクトレンズの使用が原因と考えられるケースが報告されています。
コンタクトレンズを装着していると瞼の内側とコンタクトが接触し瞼を持ち上げる筋肉や腱が傷んだり、ドライアイなどで目が乾かないよう目の空気との接触面 を小さくするため瞼が下がってくると考えられます。また目をこすることで瞼の瞼板が瞼を上に引っ張る筋肉から外れてしまうことがあります。





レーシックが受けられなくなる


角膜内皮細胞の数が1000~2000個以下にまで減っている方は、レーシックを受けることができません。レーシックでは、角膜の上層部にフラップと呼ば れるフタをつくり、これを術後に元の位置に戻しますが、このフラップがはがれずに安定するためには、内皮細胞の働きが欠かせません。内皮細胞は、角膜内部 の水分を眼球の内側へとくみ出し、角膜の水分量を調節しています。この、角膜から水分をくみ出す働きのおかげで、フラップは吸い付けられて、やがて固着す るのです。ですから、内皮細胞が少ないと、術後にフラップが安定しない恐れがあるために手術が受けられません。





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