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レーシックの基礎知識

レーシックの合併症


レーシックとは?


レーシックとはレーザーで視力を矯正する手術です。現在のイントラレーシックではほぼすべての方が視力が1.0以上に回復します。
裸眼で生活できるようになるので眼鏡やコンタクトのわずらわしさから開放されることができます





近視のしくみ


まず目は下図のような構造をしています。



正常な目は筋肉である毛様体とチン小体の収縮や弛緩によって水晶体の厚さを変え屈折率を網膜に焦点がくる(ピントが合う)ように微調整できます。
                            水晶体が厚い  →  屈折は大きくなる
                            水晶体が薄い  →  屈折は小さくなる



                     正常な目      ※簡略化のため虹彩は省略



近視はこの毛様体やチン小体が正常に働かず、水晶体が厚くなったままで遠くのものを見るときピントを合わせにくくなった眼です。水晶体が厚くなったままなので屈折率が大きいままなので網膜の手前に結像してしまいます(下図)。このためぼやけて見えてしまいます。

                           

                      近視の目





レーシックの原理


角膜は屈折率が非常に高く目全体の約7割の屈折を角膜が担っています
レーシックでは水晶体より手前にある角膜をレーザーで削ることで全体の屈折を正常な範囲にして視力を矯正します。





レーシック人口


手術というと敷居が高そうな感じがしますが世界で毎年数百万人が受けています。日本でも50万人以上の人が受けておりポピュラーな手術となりつつあります。




レーシックで失明


レーシックは角膜の表面にのみ施す手術であり、眼球内部に触れることはありません。医療論理上、失明の可能性はゼロに等しいといえます。日本でも50万人以上の方がレーシックを受けていますが失明した例は一人も出ていません。





気になる料金は?


レーシックは13.3万円~からあります。各クリニックによって違いがあるのでクリニックの一覧を参照してください。

                                                                            →クリニックの一覧

料金に差があるのは、
レーシックが自由診療なので病院が自由に料金を設定できること
クリニックによって保障やサービスなどの違いがあること
使用している機器の維持費の違いなどです。

小さな金額ではありませんが、裸眼で生活できるなら決して高い値段ではないと思います。




レーシックの受け方 ~予約から手術まで~


予約 → 術前検査(適応検査) → 手術 → 手術の翌日の検診という流れになります。

1.予約

全てのクリニックでは手術を受ける前にカウンセリングや目の状態を調べる術前検査を受けます
(術前検査はほとんどのクリニックで無料です)。
また医師にレーシックの詳しい説明を聞くために術前検査だけを受けることもできます。この術前検査は3時間程かかります。予約は各クリニックの公式ホーム ページからできます。予約入力フォームにEメールアドレス(携帯アドレスもOK)を入力します。するとクリニックから確認メールが送られてきます。


※術前検査の予約時に手術をする希望日の予約も可能ですが手術日の翌日も検診があるので2日連続でクリニックに行くことを考慮しなくてはなりません。
手術日はその翌日と2日連続で行ける日を予約しましょう。


2.術前検査(適応検査)
カウンセリングや目の状態を調べます。
ここで視力がどのくらい回復可能などがわかります。まれに角膜が薄すぎる方は手術を受けられないことがあります。またコンタクトレンズを使用している方は術前検査日の1~2週間前からコンタクトの装着を中断することになっています。


3.手術
まず、点眼麻酔を施してから角膜の表面を薄くスライスします。このスライスのフタ状のものをフラップといいます。痛みはありません。
次にレーザーで角膜の真ん中の層を削ったらフラップを元に戻して手術終了です。手術は20分程度で終わり手術後数分休憩してからお帰りになれます。がたい ていの人はぼやけたりや霞がかかったようなふうに見えます(手術後すぐはっきり見えるようになる人もいるようです)が翌朝には裸眼で約90パーセントの方 が1.0以上の視力に回復し、中には2.0まで回復する方も多くいます。

3.手術翌日
手術翌日に検診があります。ここで視力検査やフラップがずれていないかなどを調べます。
この後もアフターケアとして一ヵ月後、三ヵ月後など検診があります




術前検査はほとんどのクリニックが無料なので術前検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか?

                                   →術前検査の予約をする
                                   →クリニックの一覧へ
                                  





視力はトレーニングで回復するの?


角膜と水晶体では、角膜の屈折力の方が大きく、水晶体の屈折のおよそ2倍だと言われています。角膜は調節機能のないレンズですが、水晶体はチン小帯を通じ てつながっている毛様体筋の収縮によって厚みを変え、この作用でピントを調節しています。視力を回復するトレーニングの多くは、この毛様体筋を鍛えること で、水晶体の調節能力を高め、近視を矯正しようというものです。

しかし、毛様体筋は通常の筋力トレーニングのように鍛えられる筋肉ではなく、トレーニングによって屈折異常が治ることはないとする医学的見解も多く見ら れ、毛様体筋を鍛えることが可能なのかどうかははっきりしていません。また、実際に視力回復トレーニングを行っても効果のある人とない人がいるようですの で、必ず効果がある方法とは言えません。矯正法として比較した場合、より屈折力が大きく調整力のない角膜の屈折を矯正するレーシックの方が、より効率が良 く効果の高い方法だと言えます。

また、視力回復トレーニングと呼ばれるものの中には、ほとんど意味のないものも含まれています。例えば、視界を遮って小さな穴から物を見るとくっきり見え ることを利用してトレーニングをするという趣旨のものがありますが、これはトレーニングと言えるものではありません。近視の状態では、角膜や水晶体の屈折 が強すぎるせいで、目に入ってきた光が網膜よりも手前で焦点を結ぶため、像がぼやけて映ります。正常な目では、網膜の一点に光が集まるので、像がはっきり と映し出されます。網膜に当たる光の幅が小さければ、それだけくっきりした映像が映るというわけです。




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